江戸の絵画を鑑賞する。 ― 2019/02/17 23:49
金曜は業後に速攻で上野の東京美術館へ「奇想の系譜」展を鑑賞に行く。
安土桃山~江戸時代にアヴァンギャルドな作風で活躍した絵師、狩野山雪、岩佐又兵衛、白隠、長沢芦雪、伊藤若冲、曽我蕭白、鈴木其一、歌川国芳の作品を集めた企画展覧会。
お目当ては、殆ど観たことのない蕭白だったが、それよりも岩佐又兵衛の細密で絢爛な作風が印象に残った。
そのほか、若冲の鳥の描写が圧巻。でも個人的には目白が団子になって枝にとまっている(目白押し?)絵が可愛らしくて良かった。
一方で、徹底した観察と細かい描写の若冲が、虎の絵になるとほぼ猫っぽくて、彼は虎を見たことがなく、想像で描いたんだろうなと思わせる。動物園もTV番組もない時代仕方ないけど・・・。
日本の絵ってなんだかすごい、基本繊細なので、西洋画より好きかも。
この企画の発案者は凄い、非常に面白かった。
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