年の初めの運試し。 ― 2019/01/08 00:09
2019年がスタート。年初は天文イベントが賑やか。
2日早朝は、月と金星が大接近。
当たりはずれの大きいしぶんぎ座流星群で、今年の運試し。
4日の日付が変わって午前2時半に起きだして、完全防寒でベランダで観測。
目視で3つ、カメラには1つ暗い流星がかんむり座の横に収まっている(明るい都内で4つなら、まあいいところかな)。しかし、寒かった。5日の21時頃にも1つ目視確認できたので、結構ついていた。
6日は部分日食、東京だと最大食分で3割くらいか、日食グラスをカメラに付けて撮影、こちらもまあまあの出来。
一方、ドイツーオーストリアでは、チーム土屋の小林陵侑選手が、ジャンプ週間を全勝で制覇。
ジャンプ週間のグランドスラムは、70年近い歴史の中でも偉大な選手だったハンナバルトとストッホしか成し遂げていない偉業だ。
何かを確かに掴んで、今は自信を持って跳んでいる感じ、爆発の予感が的中して、こちらもニンマリだ。このまま、ふてぶてしく年間総合優勝も世界選手権も全部持っていってくれ。
そして、師匠の葛西選手もどこかで存在感を示してもらいたいな。
【最近の読書等の覚え】
・笙野頼子著「植民人喰い条約 ひょうすべの国」
この人は狂ってなどいない。が、読み辛いのだ。
全く余計なことを・・。 ― 2019/01/08 22:33
昨年生まれた井の頭池のカイツブリのひな達が、本格的な冬を迎えて、元気にしているかが気になっていたので、正月最初の週末は、細君と観察。
年末頃は、池の沖の方で何回も潜水・捕食をしていたので、双眼鏡を使わなければよく観察できなかったのだが、その日は池の端辺りをあまり潜水もせず、元気に泳ぎ回っていた。
年初だから、サービスしてくれているのかなぁと喜んでみていたが、「からくり」が判明。
水質汚濁防止と野生自立の観点から、掻い掘り実施以降、「餌やり自粛」が呼びかけられている井の頭池で、水鳥に餌をやっている初老の男を発見。餌に引き寄せられている沢山のキンクロハジロには目もくれず、カイツブリを狙って何やらオレンジ色の餌をいっぱい投げている。
当のひな達は親鳥を含め、餌をやっている輩の近くで、「全員集合」のさえずり。道理で池の端辺りをものほしそうにウロウロしていたわけだ(僕らは餌をくれないとわかると離れていくし)。
掻い掘りをはじめとした水質改善・植生生態系復活に向けた井の頭公園関係者の地道な努力・成果のすべてを「餌やり」は台無しにしてしまう行為だと思う。
そもそも野生の動物を餌付けすることは、その動物の為にならないし、既にカイツブリファミリーは人間に依存する方向に流れてしまっているのではないか?・・動物愛護にはならないと思う。カイツブリに限らず、鳩やらなんやら公園にいる動物に餌をやるのもみな同じだ。
人の与える餌って、添加物とかなんとかで小動物への影響がモロに出るんじゃないの?死んじゃったら可哀想だ。
3連休は自然の観測などなど。 ― 2019/01/15 00:04
年明けの長い1週間を漸くこなしての3連休は、近場や自然観測で過ごす。
例によって、細君とともに井の頭公園で散歩がてらにカイツブリの観察をして、吉祥寺の立ち食いだがとっても美味しい伊吹うどんを食する。
午後から天気の回復した日曜は、サッカー日本代表がオマーン相手に必要以上に苦戦している間、西に沈み始めた半月の「月面X」を観測。
高倍率の望遠鏡は持っていないので、7倍の双眼鏡を三脚に固定してGR2(コンデジ)で手持ちコリメート撮影、写った像を拡大して、「月面X」を確認する作戦。
月は明るすぎるので、露出を決めるのに時間がかかったが、絞り優先オートで試し撮りをして、その撮影データを参考にマニュアル露光で丁度良さそうな絞りと露出時間を決定。
コリメート撮影では、モニターを見ながら、ピントをマニュアルで合わせようとするが、なかなかうまくいかなかったので、AFエリアに月を持ってきて、オートフォーカス撮影の方がうまくいった。でも、拡大すると下の写真のようにボケボケだ。
とは言え、高倍率の望遠鏡でないので、なんとなく左側にXの文字が見えるような気がする程度の写真しか撮れなかった。もっとシャープにピントが合わせられないと無理だな。
本来、白く見えるのが月面Xなんだが、黒く見えているのは違う、やっぱり難しいわ。
朝から快晴の月曜は、東中野で細君と韓国のドキュメンタリー映画「共犯者たち」を鑑賞。これは他山の石とすべき話だな。
鑑賞後は、映画館近くの自家焙煎のおされなコーヒー屋さんで、とても美味しいコーヒーを頂く。
返す刀で、吉祥寺。またしても井の頭池でカイツブリを見て、弁天様に手を合わせて帰投。
カイツブリは、今日は潜水して、捕食していた。人に飼いならされていてはだめだ。
繁みの中で、何故か営巣のような動きもしており、まさかこの時期に産卵?
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スキージャンプの小林陵侑選手は、世界記録タイのWC6連勝、7連勝のかかった試合は惜しくも7位で世界記録の更新はできなかった。
野外競技のスキージャンプはいつもイコールコンディションになるわけではないので、連勝は本当に難しい。世界選手権で良い成績を収めてくれれば、十分だ。
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