全く余計なことを・・。2019/01/08 22:33

 昨年生まれた井の頭池のカイツブリのひな達が、本格的な冬を迎えて、元気にしているかが気になっていたので、正月最初の週末は、細君と観察。
 年末頃は、池の沖の方で何回も潜水・捕食をしていたので、双眼鏡を使わなければよく観察できなかったのだが、その日は池の端辺りをあまり潜水もせず、元気に泳ぎ回っていた。

 年初だから、サービスしてくれているのかなぁと喜んでみていたが、「からくり」が判明。

 水質汚濁防止と野生自立の観点から、掻い掘り実施以降、「餌やり自粛」が呼びかけられている井の頭池で、水鳥に餌をやっている初老の男を発見。餌に引き寄せられている沢山のキンクロハジロには目もくれず、カイツブリを狙って何やらオレンジ色の餌をいっぱい投げている。

 当のひな達は親鳥を含め、餌をやっている輩の近くで、「全員集合」のさえずり。道理で池の端辺りをものほしそうにウロウロしていたわけだ(僕らは餌をくれないとわかると離れていくし)。
 
 掻い掘りをはじめとした水質改善・植生生態系復活に向けた井の頭公園関係者の地道な努力・成果のすべてを「餌やり」は台無しにしてしまう行為だと思う。

 そもそも野生の動物を餌付けすることは、その動物の為にならないし、既にカイツブリファミリーは人間に依存する方向に流れてしまっているのではないか?・・動物愛護にはならないと思う。カイツブリに限らず、鳩やらなんやら公園にいる動物に餌をやるのもみな同じだ。

 人の与える餌って、添加物とかなんとかで小動物への影響がモロに出るんじゃないの?死んじゃったら可哀想だ。
 

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://darasinadaiary.asablo.jp/blog/2019/01/08/9023071/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。