久方ぶりの自転車トレーニング2006/09/18 18:15

今日の夕焼

 雨がようやく上がり、路面も乾いてきたので、久方ぶりの自転車トレーニング。といってもいつもの近所を四角形に回るパターンだが、走行距離18キロ、平均速度19.6キロ、最高速度41.7キロだった。台風の影響なのか湿った暖かい強い風の中、追い風で最高速が伸びた(このコースはほぼフラット)。ディレイラの調子良し、サドルの高さもよくペダリング快調。

 昨日から、”出口のない海”という太平洋戦争(日本人は大東亜戦争と言えと誰かが言っていたが)扱った映画が公開されている。これは、人間魚雷”回天”で出撃していく若者を題材にした映画らしい。
 自分は幼少のころ、漁師をしている親戚の船で実際の山口県大津島の回天基地に連れて行かれたことがある(今のように記念公園のように整備されていなかったような気がする)。当時の回天基地跡は実機展示も赤錆びて、不気味だったし、回天を運ぶ通路の暗いトンネル、深く掘られた洞窟に水クラゲが魂魄のように揺れて、恐ろしかった記憶がある。

 しかし、回天とは、余りにも非人間的な兵器であることか、航空特攻なら、逃げることも出来ようが、人間魚雷はハッチを閉めた瞬間、選択肢はほぼ死しかない。

 広島、長崎の原爆資料館、鹿児島知覧の神風特攻隊基地跡、沖縄摩文仁の丘、そして山口大津島の回天基地跡など、戦争史跡に我々戦後世代は、訪れておくべきではなかろうか。

 写真は、今日、台風の影響で出現した夕焼け(いつもトピックと関係なし)。