ツェルトザックの活用を考える。 ― 2019/07/03 23:54
南九州、特に鹿児島は連日の豪雨で災害が心配されている。
かつて7・6豪雨で中心街も腰より上に水が来て、地下店舗が浸水で壊滅的な被害が出たことがあったが、気象データ的にはそれをも上回る雨のようだ。人的物的被害が最小限で留まることを願うばかりだ。
山岳でもこういった気象の極端な変化で、ピンチに陥る可能性が常にある。
先週は、ファーストエイド用品の更新を行ったが、ビバーク用品について、少し考えてみた。
気象予報で、悪天候が予想される場合は、そもそも危険地域には出掛けないことだが、予期せぬ気象急変はままあることでもあり、ましてや思わぬ怪我や発病で身動きができなくなる備えとして、何を用意しておくか。
アルミ蒸着のビニールシート(レスキューシート)は、常に持っているが、安心できるビバークツールは、やはりツェルト・ザックだろう。
今手元にあるのは、1~2人用で500グラム弱のツェルト。一人用のシェルターとしては、十分な機能を持っている。
上から被って雨風をしのげば、夏秋なら一晩ぐらいは何も問題はないし、タープとして使えば、炎天下の稜線でも酷いことにはならないだろう。
防水性の高いレジャーシートをグランドシート代わりに持っておれば、テントのように使うこともできそうだ。一度くらいは、ツェルトでビバーク訓練をしておいた方が、良いかもしれない。
・ツェルト本体、ガイライン
・グランドシート代わりのレジャーシート
・ペグ×10本
---------700グラムくらいかな?
・トレッキングポール×2
・銀マット、サーマレストマット
・シュラフカバー
を宿泊用機材として、35リットルザックにいれて、テント泊をしてみるのも実践的だ。
【映画】劇場で鑑賞
・「主戦場」
ドキュメンタリー映画。こういうのは、放送法とかなんとか言われるから、TVでは放送されない。
隣の女性は、半分くらい寝息を立てていた。何しに来たんだ?
ツェルトに目張りを施す。 ― 2019/07/14 16:03
今年の梅雨はいつ明けるか、皆目見当がつかないけど、懸案だったツェルト・ザックのシームテープ貼りを実施。
シームレステープは、以前購入したのは、日清紡のモビロン・テープだったが、今回はキャプテンスタッグのその名も「シームレステープ(20m)」。
アイロンを低温に設定して、当て布をして、30センチぐらいずつじわじわとテープをヒートシーリング。
とりあえず、天井の屋根部分とそれに垂直に交わる繋ぎ目の縫い目にシール、出入り口の三角斜面部分は、形が難しくて、アイロンが掛けにくいし、多分水圧がかかっても少ないと思われるので省略(今度、目止めシール剤でも塗布しておこう)。
縫い目の中心にずれないようテープを当てながら、圧着するのは、結構難しかったが、面倒くさがらず、少しずつ少しずつ進めていくことが、コツだった。
これで、いつでもフォースドおよびフォーカスド・ビバーク両方に対応できそうだが、何時訓練するんだろう。
しかし、20年近く前に購入したツェルトは、内側のポリウレタンコートが加水分解を起こし始めて、何だかペタペタする。ちょっと強い雨には、継ぎ目からじゃなくて、生地から水漏れしたりして・・・。
【最近の読書等の覚え】
・絲山秋子著「夢も見ずに眠った。」
・藤原明著「日本の偽書」
山行計画を検討する。 ― 2019/07/24 00:07
いつ明けるか分からない今年の梅雨だが、いつもの相棒のT氏が休みが取れそうだということで、夏の山行計画を検討。
今年こそは行きたいと言っていた北アルプス方面は出遅れで結局登山バスが取れず、JRも望みが薄いことから、南アルプスに変更。
塩見岳とその周辺の山域を2泊3日小屋泊まりで歩く企画を立案。
最終日はバス時刻に間に合わせる結構ぎりぎりなプランで毎日8時間近く歩くなまった体にはかなりきつい感じだ。
天気が良ければ、すべてが素晴らしいコースなので、今から好天を祈るのみ。
【最近の読書等の覚え】
・内田樹編「街場の平成論」
・保阪正康著「昭和史の急所 戦争・天皇・日本人」
立て続けに時代論を読了。
昔から処世術だけ長けているこの国のエリートの姿に山下奉文の最期の言葉を噛み締める。
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