ひな達の無事を確かめる。2018/11/04 18:45

 3週連続で週末は細君とともに井の頭公園で散策。

 勿論、カイツブリファミリーの無事を確認するためだけど、午前中の散策は、まだ客の入りが少なく少し静か、紅葉が一部始まった公園を楽しむ。
 公園の茶屋やカフェは、11時30分頃から本格的にオープンし始めるので、それまではベンチも比較的空いていて、休憩しやすい。

 比較的水の澄んでいる弁天池には、先週は追い立てられていたカイツブリの幼鳥が、今日は何故か成鳥と仲良く浮かんでいる(和解したのか?!)。

 七井橋を渡って、井の頭池の先週いた辺りを探すが、ファミリーが居ない。

 野口雨情の石碑辺りに捜索範囲を広げると、やっとひなと親鳥を確認。
 今週も2羽とも無事に居てくれたねぇと、細君とともに胸をなでおろす。

 ひなは益々大きくなり、自分でも親の真似事か、短いながらも潜水できるようになってきた。
 親が水面に姿を現すと、速攻で近寄って餌をねだっているのが、相変わらず可愛い。
 餌を求めてファミリーは、時計回りに池を回っているみたいだった。

 観察していたらお昼になったので、昼食を食べに吉祥寺まで歩く。

 今日は細君が気になっているという百貨店の裏手にある、肉が美味しいといううどん屋さん?が、目的地、少ない情報でもスマホがあると簡単に行けちゃう。
 細君はうどんの焼き肉丼のセットと、自分は豚骨ラーメンみたいなうどんを頂く、美味し。

 帰りは、吉祥寺の気になったオブジェや看板なんかをカメラに収めながら、再び井の頭公園でカイツブリファミリーを観察、弁天様にお線香をあげて公園を後にした。

 井の頭公園の池の環境は、掻い掘りのお蔭で劇的に改善、トンボも何頭も見かけたし、カイツブリも食糧事情が子育てができるくらいに戻った。関係者の努力に感謝ですね、鳥や魚への餌やりを禁止したのも大きい。

 夜は、おうし座流星群の活動期なので、月が上がる前にベランダで夜空を眺め、流星観測。
 東京の空は明るく、この2日間は極大期でもなかったせいか、2時間粘って1つも流星を確認できなかった。
 日付が変わってから、月齢24~25日位の赤い月が、弦を上にして、東の空に上がってきた。まるでゴンドラのようで美しかった。

惜しまれつつ、やむを得ずの退役。2018/11/07 22:56

 修理見積もりを依頼していたスカルパの革製軽登山靴のメーカー回答があった。

 前回修理と同様、片足6,000円。
 ただし、縫付ソールではなくカップ型貼付けタイプのこのモデルは、3~4年すると再び、今回のようにアウトソールが剥離する可能性がある。今回は2回目でもあり、使用環境によっては、もっと早く剥がれる恐れもあり、修理は奨めないとのことだった。
 また、結構保革油等で手入れをしていたのが却って仇で、革に浸透し過ぎた油分で接着剤の効きが悪くなっている可能性があるとの指摘もあった。

 今は、メインの登山靴はLOWAになったので、シビアなルートには行かないとは思うが、急に登山靴がおしゃべりを始めたり、ザックリ剥離するようなリスクがあると思うと、やはり心配。

 18年間、履きなれた靴ではあるが、2回目のソール交換は諦め、やむを得ずではあるが、退役させることとした。

 この靴とは、北は利尻、羅臼、八甲田山から、丹沢、八ヶ岳、南アルプス、妙高、白馬岳、白山、西は故郷の右田が岳などなど、100回以上の山行をした。

 色んな山に登ったなぁ、今まで本当にありがとう。

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 月曜日の夜、東の空が開けていたので、日付の変わった午前1時から30分位「おうし座流星群」が流れるかどうか観測。
 オリオン座の横に1つだけ、明るめの星が流れた。

秋の丹沢を楽しむ。2018/11/11 19:03

 土曜日は、丹沢・大山へ会社のK先輩とともにリハビリ登山。

 小田急の丹沢大山フリーパスBを購入し、新宿発で伊勢原に向かう。

 バスに乗り換え、大山ケーブルを利用して、標高700mを稼ぐ。阿夫利神社下社でお参りして、ご神水を頂いて、登山開始。

 昨日の雨の影響で登山道は濡れて滑りやすい、気温・湿度ともに高く、この時期の登山にしては、かなりの汗を掻く。

 しかし、紅葉を楽しもうと、大山には登山客が大挙して訪れており、表参道の登山道は、頂上直下は大渋滞、山頂は人でごった返していた。

 折あしく、ガスが山頂付近を覆い、展望はイマイチだったが、時々霧が晴れて、遠く江の島、真鶴半島まで見渡せた。

 ご神水でコーヒーを沸かして飲んで下山開始。多くの人たちは、見晴らし台~ケーブル駅の周回ルートだったが、自分たちは、山神隧道とafuriラーメンのZUND-BAR(七沢温泉)に行くため、唐沢峠経由で不動尻方面に縦走。
三峰山

 こっちのルートは、誰もいないとても気持ちのよい道、紅葉や北側の三峰の景色を楽しみながら下山、この間2人しか他の登山者に出会わなかった。

 しかし、K氏のペースが上がらず、不動尻に出たときは、日没していまい、ヘッドランプを点けて、山神隧道を抜け、林道を只管歩いて、ZUND-BARについたのは、18時20分。


 夕闇の中でロストしていたら、遭難だったねぇとか言いながら、2人で地ビールと結構個性的なラーメンを食す(美味)。

 有名店らしく、店内は結構なお客さんがいた。皆自動車できており、丹沢から徒歩で来ている客は、我々2人のみ。しかし、よくこんな山奥にラーメンの人気店があるモンだ。

 食後は、ごく近くに21時まで日帰り温泉をやっている七沢荘という旅館があるので、そちらで汗を流す。
 つるつるぬるぬるの美肌の湯が肌に優しい。蛭にやられた跡もないことを確認して、湯から上がり、伊勢原行きのバスに乗ったのは、20時50分。

 それにしてもCT対比でここまで遅れると、さすがにまずい。計画に無理があったことは、かなりの反省材料だった。

 一方で、GPSアプリのジオグラフィカは、夕闇でも正確に現在位置を示してくれ、とても頼りになった(途中、地図読みの答え合わせを何度もできた)。
 電波の通じないところでも、地図をキャッシュしておけば、GPSとアプリだけで少ない電力でも自分の場所を確認できる。

 暗くなると周りから得られる位置情報が極端に減るため、地図読みにはある程度自信がある人でも、確証が持てずロストしやすい。
 今回は道迷い対策の強力なツールとしての実力を実感した。これは使える、いや使うべきだ。

【最近の読書の覚え】
・古野まほろ著「警察手帳」