タブレットPCを購入する。2016/03/23 22:18

 老眼の進行、書籍の置き場所と持ち運びの利便性を考え、電子書籍へのシフトを検討、リーダーマシンとして、取敢えずタブレットPCを導入してみることに。

 機種は色々あるようだが、スペック的には、iPadか、アンドロイドならばASUSのZenの一択かなと思い、結局ASUSを購入。

 電池の消耗が思ったより早くて、焦る。
 スペックが落ちても電池が保つ方がよかったかなぁとか、早くも「しまった」モード。

 紙の本と比べてやはりなんか違和感。
 でも、何を見ているかは周りからわからないので、ナンセンスなコミック読んだりするのには好適。などと月並みな感想を感じつつ、もう少し、電子書籍のコンテンツが充実していればなぁと思う。

 実は、学生時代から諸星大二郎の「孔子暗黒伝」の大ファンなのだが、転居でどこに行ったか分からなくなってしまっている。

 これが電子書籍であれば、即購入なのだが、電子版がどこを探してもない。諸星大二郎の世界観は、呪術的で、民俗学ぽくて、跳び抜けてユニーク。
 鹿男あをによしの万城目学にも何か通じるものを感じるので、この手のファンタジーは、自分の好みなんだなと思う。


 岩波の月刊誌「世界」で、慶応大の井手英策教授が日本の社会的な分断について述べ、多くの論者とともに非常に示唆に富んだ対談をしている。
 しかし、いとも簡単に分断され、足を引っ張り合う自分たちの愚かさよ・・って感じだ。
 
 何年か後に振り返ったとき、今年の総選挙は、間違いなく大きな分岐点になるはずだ。彼の発言や取り巻く論者の動きに目が離せない。


【本やDVD等の覚え】
○DVD
・「K2 初登頂の真実」
 1昨年、劇場で見損ねた作品。登山家と思えないイタリアーなイケメンが多すぎ。
 登攀シーンは「ナンガパルバット」の方が迫力あったな・・。メインストーリーは、面白かったが、少し説明不足。
○書籍
・アンソニー・B・アトキンソン著、山形浩生、森本正史訳「21世紀の不平等」
 やっとこ読んだけど、あんまり理解できてない。パレート最適を疑って、財政の最適解を想像するのは、なかなか至難の業だなぁ。もう一回、図書館で借りて読もう。