軽量装備を検討する。2014/07/05 14:12

 ここ3週間呼吸系の調子が悪いのと、雨でトンとロードバイクから遠ざかっている。

 サッカーW杯も佳境で、目が離せない試合が多くて、あっという間に7月。

 この間、仕方なく本を読んだり、映画を観に行ったり・・・、夏の登山計画なんかも企画してみたりするが、足許体調が良くないと、なんとなく気が入らないのも事実。

 山の仲間も仕事やプライベートであまり集まりにくくなり、いつものT氏と二人で行くケースが多くなってきたため、共同装備のテントが4~5人用のため、昨年の甲斐駒・北沢峠定着山行のようなスタイルでなければ、流石に重くて、使えなくなってきた。

 一方で、山小屋利用はシーズン中は、目茶混みになってしまい、またマナーの悪い人を見ると大変気分が悪くなってしまうので、なるべく避けたいとの二人の志向もあって、二人用テントの購入も検討してみる。

 しかし、2泊以上の縦走登山をすることは余りなく、あってもそうであれば、小屋泊まりにして、軽量化を図ることを考えれば、二人で幕営山行は、せいぜい1泊。

 よく考えれば、今所有している1~2人用のツェルトザックを活用することが、一番経済的かつ最軽量だ。

 10年くらい前に購入したパイネのツェルトザックは、張綱とペグさえ装備すれば、トレッキングポールが2本あれば、設営は面倒だがなんとか立つし、レジャーシートの薄い奴をフライシートにすれば、結露だって防げる。 そもそもとにかく軽いのは、正義だ。

 今月末に余り高くない山域で、設営訓練をかねて一泊企画で立ててみようかな。

【読書等の覚え】
-書籍
・ねじめ正一著「眼鏡屋直次郎」
・笹本稜平著「還るべき場所」
 K2を舞台にした極めて読み応えある山岳小説。これは面白かった。
-映画
・春を背負って
 笹本稜平原作の小説の映画化。立山の映像が素晴らしい。ただ、重要な役どころのトヨエツが、きざーな台詞を関西弁で話すのだが、金鳥のスプレー剤のCMとダブってしまい、困った。「どっちがええんや?」
・ビヨンド・ザ・エッジ(3D)
 エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイのエベレスト初登頂がテーマの映画。3Dじゃなくても良かった?

三浦豪太氏の私物(エベレスト一般ルート工作で使われたかもしれないという梯子の残骸)。
映画館に展示してあったもの。

ツェルトを立ててみる。2014/07/07 23:48

 週末は、久しぶりに天気も良かったので、8時から、クロスバイクで、東伏見稲荷神社まで、軽く走り、いろいろとお願いことをして、帰る。

 返す刀で、T氏とテントの物色のため、11時から吉祥寺へ。カフェホール「くぐつ草」でビール&カレー。

 食後は、石井スポーツで、2~3人用テントで軽量かつ快適なモデルは無いか、チェック。

 流石に10年間の技術進歩は目覚しく、ひところ2kgはあったものが、フライ込みで2キロを割り込むモデルが結構ある。今年の流行はNemoのようだ。

 とりあえず、ツェルト用の張綱が無かったので、吉祥寺南口の「山幸」で3ミリの細引き(12m)と自在豚ハナ(4個)を購入して、三鷹に帰り、近所の公園で、ツェルトを設営してみた。こういうものは、山幸で買うに限る。

 ベースの4箇所にまず、ペグダウンして、トレッキングポールを支柱にして、張綱で、左右から引っ張って、ペグをうち、ツェルトを立てる。
 自在ブタ鼻は無くても、簡単なロープの結び方で、十分なテンションを得られ、難なく設営完了。三角屋根のテント設営は、高校の野外活動以来だったが、体が覚えていたのには、ビックリ。

 しかし、床面積が、90cm×200cm、高さは1m程度、1~2人用とあるが、男二人ではかなり狭い。
 横幅@45cmはなかなかしんどい。
 横腹にテンションをとるための張り綱用の輪があるので、ここから紐を張って、横幅を広げれば、快適性は少し上がるかもしれない

 だけれども、やはりテントの快適さには、「当然」だが、かなわない。

 結局、テントかツェルトを使うか結論保留で、5時前から、三鷹「くくる」(沖縄料理)で2人で、吞むことに。

 泡盛+うっちんは悪酔いし難いという噂だが、少し食べ過ぎて、気持ち悪くなる。

 日曜に飲み会をやるのは、やはり良くないなぁ。

大雨に台風。2014/07/10 23:18

 台風8号の接近で、各地に豪雨の被害。
 1時間に100ミリ近い雨って全く想像すらできない。

 今夜半から朝方が関東地方の台風通過予想時間であるが、通勤時間に影響があると面倒だ。
 こういう日は早々に公共交通機関は運転休止すればいいのに。外国なんかはみなそうだと聞くが、なぜ日本はそうならないのか?長時間労働だけが取り得の国民性からなのかなぁ。

【読書の覚え】
・松浦雅之訳「ラインホルトメスナー自伝、自由なる魂を求めて」を読了。
 山野井泰史氏もそうだが、偉大な登攀家はどこか頭のネジが何本か吹っ飛んでいるような超越した狂気を心に宿している感じがする。流石に8千メートル峰すべて登った人は凄い。