伊豆大島で遊ぶ③2010/01/20 00:02

 海に沈む夕陽を何年ぶりかに楽しんだ後、民宿に帰る。夕食は、舟盛をオプション追加、美味しい地魚(カンパチ、鮑、ムロアジ)を又しても堪能し、名物というか明日葉の天ぷらなども頂く。

 もう酒はいいやと思いつつ、生ビール、島の焼酎等で程よく盛り上がる。年末に忘年会でも集まっていたので、話題も特になし(笑)、今日の観光について感想を述べ合う。

 翌朝は実に日本らしい朝食を頂き、チェックアウト。宿で借りた車は、満タンにした上、鍵を付けたまま空港に乗り捨てで良いとのこと、さすが島!。島外に車を持っていくことはコストがかかる上、足が着くから、大丈夫ということだ。それにしても民宿は安いよ。

 この時期は、観光客よりも工事関係者で長逗留する人が多い。すごく特徴的な山口弁をしゃべる人がいたが、島のあちこちでやっている道路工事関係者のようだった。

やぶつばき


 今日は、昨日行けなかった大島公園に椿鑑賞。資料館の女性がこれも生でレクしてくれたお陰で、大島原種のヤブツバキや園芸種の展開などよくわかった。
 
 色々な種類の椿が広大な園地に植えられており、手入れも行き届いて、素晴らしい公園。開花のピークはまだだったが、まずまず楽しめた。今月末から始まる椿祭りのときは、さぞ椿が美しいことだろう。

筆島


 大島公園で2時間余りたっぷり椿などを楽しんだのち、昨日とは逆周りで、波浮港方面の筆島へ。
 昨日の郷土資料館の館長の話だと、筆島は火山活動の賜物で、堅い火成岩が、波濤の侵食に負けずに残ったものとのこと。

 教員時代に生徒と一緒に登ろうとしたが、30mもあって危ないので途中でやめたとかいっていたなぁ。実際の岩塔は相当に大きく、生徒が怪我でもしていたら、大変なことになっていただろう(天敵がいないので鳥の巣が沢山あったそうな)。

 筆島をあとにして、バームクーヘン地層をやり過ごし、元町へ。みやげ物を物色(明日葉ふりかけを購入)して、空港へ。19人乗りの小型機で調布空港へ飛ぶ。飛行機(プロペラ機)が余りに小さいので、嫌な予感・・・。

大島-調布間の飛行機

 小型機は、余り高度を取らないので、それなりに揺れたが、三浦半島や横須賀、横浜、多摩地区の町が、ゼンリン住宅地図の3D版のように見えて、楽しめた。

 特に自転車で走っている道を鳥瞰できたのは、ちょっと感激。あっという間の30分足らずで、調布に到着。折角なので、山の仲間をプロペラカフェに案内し、遅い昼食を摂って散会。

 相撲観戦、ちゃんこ、2等和室の深夜のフェリー、小雪舞う三原山、温泉、火山博物館(映画付)、バウムクーヘン地層、地魚の握り(大関寿司)、裏砂漠散策、桜の古木、割れ目噴火口、郷土資料館(レク付)、太平洋の夕陽、民宿泊、大島公園(椿など)、筆島、波浮港カルデラ、元町、小型機搭乗、プロペラカフェと足掛け3日で盛り沢山、大島は結構面白かった(リフレッシュできたけど、疲れたなぁ)。

(おわり)