黒じょかで焼酎を呑む2006/07/20 20:28

黒じょか&温度計

 学校が鹿児島だったせいか好んで芋焼酎を飲んでいる。焼酎はカロリーも低いし、体にダメージの少ない酒だ。焼酎を呑み始めてもう20年以上になるが、昨年から、薩摩焼の「黒じょか」(写真)を使って燗をつけた焼酎に今更であるが嵌っている。

 黒じょかで作った燗付焼酎は、とにかく香りの芳醇さ、味わい深さ全てにおいて、普通のお湯割り、水割りを圧倒的に凌駕するのだ。

 本来、鹿児島では、水と合せた焼酎を「黒じょか」に入れ、炭火でゆっくりと燗をつけて呑むのが正統とされている。水と焼酎を合せるのも呑む前の日からでなければならないという御仁もいるので、奥が深い。焼酎の銘柄については、ネットショップで幻のナントカとかいって数万円で取引されているのもあるが、黒じょか燗付けを試せば、ごく普通の焼酎でも、味、香り共にマル!認識が変わるはずだ、推奨したい。

焼酎の種類は、乙類本格焼酎、やはり芋に限る(香りが違う!)。因みに私のレシピを紹介すると、

芋焼酎6:ミネラルウォータ(軟水)4、

予め焼酎と水を合せ、黒じょかに入れる。黒じょかのまわりの水分をふき取り、弱火でゆっくりと燗をつけ、43度で頂く(温度が最も大事)。アラーム付き温度計があると便利だ(愛用している)。

 好きな焼酎の銘柄は、「山鳩」、「伊佐大泉」、「明るい農村」といったところだろうか。何れも芳醇な芋の香りが秀逸な焼酎だ。