天候不順で何処にも行けず。 ― 2018/09/12 23:36
今年は大雨や台風が毎週あって、更に北海道では大きな地震、気象変化が激化しているのか、そもそもインフラそのものが脆弱なのか、各地で大きな被害が発生している。
東京では、幸いなことに被害はないが、猛暑を回避しての8月後半からの北アルプス山行企画は、当然のことながら実現できていない(これまで登山口行のバスも2回キャンセル料を払って順延)。
今週末も長野県地方は曇りか雨の予報で、さすがに3千メートル級の稜線でわざわざ雨に打たれる必要は感じず、現時点での催行は不可の判断。
そうこうするうちに山は秋となり、それなりの装備が必要な時期に突入する。秋分の日の3連休がなんだかんだといっても、今年のアルプス山行のラストチャンスになりそうだ。
その間、夏から続く読書週間は続くが、印象深い著作に結構出会えている。
【読書等の覚え】
・安冨歩著「満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦」
・鴻上尚史著「不死身の特攻兵」
ー両著とも日本のずるいエリート層の行動原理とその結末を鋭く論じている。
・若森みどり著「カール・ポランニーの経済学入門ーポスト新自由主義時代の思想」
ポランニーの思想に触れたのは、高校時代の栗本慎一郎の著作によってだったが、なんと40年近くも経って再発見。
昭和記念公園で憩う。 ― 2018/09/17 15:14
敬老の日3連休も天気が安定せずで、山には行かず、細君の発案で次男と三人で昭和記念公園を散歩。
やたらと広い園内を歩くが、夏の盛りを過ぎて、秋の前で花は丁度端境期。
黄色いコスモスだけが真っ盛り、これから色とりどりのコスモスの季節になるそうな。
ベンチにみんなで座って、コンビニで仕込んできたサンドイッチなどでランチ。
珍しかったのは、ケイトウの花、毛糸のセーターの柄みたいに見事な植え方、巨大ススキのパンパスグラスも近くにある。
ここ1週間の湿潤な天気も手伝ってか、園内にはキノコがニョキニョキ。
園内の日本庭園でお抹茶とお菓子を頂いて、のんびりと池を眺めると、カイツブリが池の中をせっせと潜って、捕食活動中。掻掘りで姿が見えなくなっていた井の頭公園のカイツブリはもしかしたらここに来ていたのかも。
よく目を凝らせば、どうやらギンヤンマらしき立派なトンボも悠然となわばりを巡回している。
何やかやで、GPSログでは5キロメートル近く歩きまわり、運動不足もある程度解消した感じ。
細君の提案ナイスだわ。次男もよく付き合ってくれた。
4度目の編笠山で力尽きる。 ― 2018/09/29 22:15
今年は週末になると台風やら大雨で企画していた北アルプス幕営遠征企画が、これまで2回も流れている。
秋分の3連休は、3日間天気がもたないと判断して3度目のキャンセル。
返す刀で、1泊2日の期間短縮で、八ヶ岳は編笠山ー青年小屋泊ー権現岳ー甲斐大泉の幕営縦走計画に切り替える。
1日目こそ、雨に遭ったが、2日目は快晴で計画通りだったのだが、4回目の勝手知ったる観音平~編笠山のルートで、初めて足が上がらなくなる事態に陥ってしまった。
というのも、久々の幕営で重い装備に加え、7月に右脹脛を筋肉断裂の負傷し、治療の間、あまり歩けなかったせいか、筋肉が落ちてしまっていたうえ、十分な回復ができていなかったみたいだ。
呼吸系は全く問題ないのだが、足の筋肉が強張って痛み、脚を上に引き上げる動作が非常につらい状況に追い込まれ、同行者のT氏が、後ろからサポートしてくれたが、山頂までCT3時間程度のところが、5時間近くかかってしまった。
出発を遅くしていたため、編笠の頂上を踏んで、青年小屋のテン場についたのも17時前とこれまた異例の展開で、乙女の水を補給し、そそくさと夕食を摂り、中秋の名月の前の明るい月のなか、ぐったりと就寝。
翌朝は、快晴。
こちらは脚が売り切れているので、昨夜のうちに縦走は足手まといになるので、中止を決意。
権現岳には登ったことがないというT氏には、軽装で往復(CT2時間半)してもらい、自分はテン場で回復に努めた。
彼がテン場に戻ってきて、ゆったりと12時前に撤収、登山口に巻道経由で下山。今度はCT通りに降りることができた。
タクシーを呼んで、小淵沢の温泉施設で筋肉と腰を解して、帰投しようとするも、今度は3連休中の東京方面の特急列車はすべて満席、自由席も座れる雰囲気がゼロ。
流石に売り切れた足腰と幕営装備ではきついので、腹を決めて各駅停車で座って東京まで3時間以上の旅。これがまた腰に来た。
加齢とともに運動不足が筋肉を急激に衰えさせることを実感。今年は自転車にも乗っていなかったので、それも当然。
筋力回復が急務、T氏に迷惑を掛けないようにするためにも、イチから鍛え直しだわ。
今回はおのが体力不足のせいで完全な計画倒れということ。
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