地元で無料ライヴ三昧。2018/02/11 22:50

 建国記念日の3連休は、地元で開催されているイベントの無料ライヴに細君とともに足を運ぶ。
 土曜は、井の頭公園(西園)で開催されている「東京2020ライブサイト in 2018」。平昌冬季五輪のライブ映像応援(PV)とアスリート・トークライブや競技体験などの催しが、東京オリンピック、パラリンピックを盛り上げるイベントとして、行われている。
 ゲスト・アーティストとして、女の子のコーラスグループ「リトル・グリー・モンスター」が無料のライブを開催となっていたので、1時間前くらいから会場に並ぶ。NHK紅白に出演すると知名度の向上が半端なし、結構なお客さんの入りでびっくりだ。
 実力派のシンガーをオーディションで集めたというだけあって、ライブは、とても上手、口パクのアイドルと違って、とても良かった。

 日曜日は、これまた井の頭自然文化園の彫刻館で開催される「February Concert at the Zoo」にNHKBSのドラマ「私のウチにはなんにもない」の主題歌で印象的な声で唄っていたビューティフル・ハミングバードが、無料のコンサートをやるというので、1時間前にこれまた会場に足を運ぶ、入園料400円ナリ。
 自然文化園の野外彫刻のたもとで、コンビニで買ったお昼と保温水筒にいれたコーヒーを夫婦で頂いて時間をつぶす(案外楽しい)。

 ボーカルの小池光子さんは、昨年病気をされたとのことで、プロフィールの写真よりずいぶん痩せた感じの印象(女子マラソンの千葉真子さんが現役の時みたい)。
 今回のライブは復帰まもなくとなっているはずだが、ほんわかとした独特の歌声は健在で、とても良い感じのコンサートだった。

 ただ、子供たち用に客席の最前列は、親子用のゴザのスペースがあって、子供が放し飼い状態になっていたり、あちこちで子供の奇声が聞こえていたり、自由な感じで・・・結構面白かった(それでも、総じて子供たちの態度はお利口さんだったので感心した)。
 終了後は、CDも購入して、署名を貰うが、買いたかったアルバムhorizonは残念ながら品切れ。

 コンサート後は、井の頭自然文化園の彫刻館の長崎平和記念像を製作した北村西望の作品を鑑賞する。
 よく知らなかったが、彫刻館は北村西望が彼の作品や使っていたアトリエなどを都に寄贈したことが設立の起源らしい。更に隣には野口雨情の書斎も移築されている。

 やっぱり、恩賜井の頭公園と自然文化園は、三鷹市、武蔵野市の宝だわ。

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 開幕した平昌冬季五輪は、ノーマルヒル・ジャンプの運営がシビアで批難轟々。
 TV放映時間の関係だと思うけど、流石にあの気象条件のジャンプ台で、午後9時半のスタートは厳しい。いくらなんでも翌日0時30分でやっと決着では、選手もお気の毒。

 まぁ、運営でいえば、色々とプロセスは違えど、長野五輪でも団体で猛吹雪の中、2本跳ばさせて優勝しちゃった日本も相当なものだけど。競技時間はせめてもう2時間早くしてあげても良さそう。

 とは言え、強風を利し、大ジャンプして勝利を収めたヴェリンガー選手(ドイツ)、そして極寒の状況で何回もリスタートさせられて、体の芯から冷え切ってもK点越えジャンプを決めたシモン・アマン選手には大拍手。
 風に祟られて、不本意な結果となった小林潤史朗選手、クバツキ選手、フラ選手、ストッフ選手には、今度はイコール・コンディションでラージヒルに臨めるようにお祈りする(しかない)。