新メニューを試作する。2014/10/13 09:24

 昨年から、山中の過ごし方について、これまでのピークハント中心の考え方を改め、のんびりと山を楽しむ方向に変えていこうと考えている。

 以前は、とにかくさっさとピークを踏んで、下山するという一撃離脱型のプランが多かった。

 これも結局体力に自信がなく、限られた日程では、余計なことが出来なかったというのが背景。

 どうせ体力も落ちてきているのだから、無理に短い日程にせず、ぎりぎり日帰りできる山は、一泊にしたりする一方で、山をのんびり楽しもうという方針にしたほうがよかろうというのが、最近の考え方。

 山小屋や避難小屋あるいはテントを使って、スローペースで楽しむにあたり、山中で食事の回数は増える。山メシのレパートリーを増やすため、新メニューを自宅で試作。

 クックパッドで、炊飯器だけを使ってつくるピラフ、炊き込みご飯が大量に掲載されていたので、これを参考に日持ちする材料、腹持ちがよいもの、水を大量に使わないですみそうな2つメニューをピックアップ。

 ひとつは、ツナ缶、ベーコン等を使ったピラフ、もうひとつは、きのこ、鶏肉、鮭缶などを使った炊き込みご飯。

 炊き込みご飯は、メタ(固形燃料)でつくる旅館の釜飯でもだいたい失敗無く出来ることはある程度分かっているので、今回はピラフを試作することにした。

 山で初めてつくると、大抵段取りが悪くて失敗するので、とりあえず、昼食用に一回自宅で試作。

<材料>
・ツナ缶(オイル入り)、アサリ缶、玉葱1/4(みじん切り)
・米(3合)
・コンソメ、塩、胡椒
・水、缶詰の汁(米炊飯3合分)
・仕上げにポーション・バター(有れば)
<器具>
・コッフェル
・ストーブ

 これを、炊飯器では無く、コッフェルで炊飯するだけ、なのだが、山で使うガスボンベや固形燃料を消費するのも勿体無いので、自宅のガスレンジで鍋を使って炊飯。

 火加減は適当、沸騰して湯気が出始めたら、少しだけ火加減を弱くし、焦げ付きを防ぐ。

 ほんのり焦げた香りがしたら、火を止めて、15分弱蒸らして完成。
 
自宅だったので、とりわけ後、バターを一片乗せて軽く混ぜる(香り付け)。

 細君と長男にも試食してもらうが、まずまずの評価(だったと思う、残していなかったので)。

 アサリのだしが効いて、意外に濃厚、ちゃんとピラフの味、腹持ちもよさそうだったのが、山メシ的には高評価。
 ただ、炊飯ものは、米を水に浸ける時間が20~30分、炊飯に15~20分、小1時間は最低限必要なので、定着型か避難小屋等での夕食用かな。

【最近の本の覚え】
・森博嗣著「スカイクロラ」、「ナ・バ・テア」

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