野鳥観察ポタリング2。2021/01/31 18:22

 日本海側は大雪の一方、関東平野だけは天気だけはよいので、1週間ぶりに2日連続で、府中近辺をポタリング。

 まずは府中市最高峰の浅間山公園(最高点79m)へ(10時前に到着)、近くに多磨霊園もある。ここは、古多摩川が削り残した残丘で、とても眺めがよい。
 富士山や丹沢山系、奥多摩の山が良く見える。
 そして頂上に浅間神社(もともとは古墳(円墳))が鎮座、北の麓には細いながらも水場があり、シジュウカラが水を飲みにやってきていた。

 武蔵野の雰囲気の残る明るい雑木林を一通り散策、ウグイスの地鳴きを確認するが、姿は藪の中で見えず、エナガとメジロの群、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラの活動が活発。
 

 武蔵野公園~野川公園に戻り、自然観察園を探鳥しながら歩く。
 ツグミが群れでお出迎えしてくれたと思ったら、井の頭公園ではあまり見かけないジョウビタキが池に刺さっている枯れ枝の上で顔を出す。
 聴きなれない囀りに梢に眼をやると、黄色いマヒワもいる。
 日当たりの良い小さな斜面にセツブンソウもちらほら咲いていた。この日は13時過ぎに帰投。


 2日目は、浅間山公園と多磨霊園の間にあるという鳥がたくさんやって来るという地元の人が整備した水場にアクセス。ひっきりなしに小鳥たちがやって来る。結構有名なところみたい。
 

 シジュウカラ、スズメ、ヤマガラ、ヒヨドリは言うに及ばず、ルリビタキもやって来た。初めて見たのが、コジュケイ(左下)とベンケイヤマガラと思しき個体(右下)。

 前日と同じように野川公園経由で帰投。メジロが群れ成してなかなか見事、カワセミの雌が蛍池に佇み、ジョウビタキも見回り中。穏やかな晴れの日、充実したポタリングとなった。

 走行2日で45キロ、平均18キロ/時、久々の自転車で結構足腰に来た。

【最近の読書等の覚え】
・柴田よしき著「あおぞら町春子さんの冒険と推理」
・トーマス・セドラチェク、デヴィッド・グレーバー(聞き手:ロマン・フルパティ)訳:新井田智幸「改革か革命か 人間・経済・システムをめぐる対話」