一歩も外出しない週末。 ― 2020/03/15 22:18
新型コロナウィルス対策で人混みを避けよのムードのなか、妙な緊張感の漲る通勤電車に揺られている毎日。足掛け3週間にわたり土日は、一歩も外出せず、閉塞の日々を送っていた(花粉の被ばくが嫌なのが理由)。
読了する本だけは着実に増えている。とは言え、地元の図書館は閉館中だし、仕入れが少なくなってきた。
コロナ対策の政府やWHOのやり方について、色々な筋の報道をみてもどうも納得いかない話が多い。政策やリリースに関係した独立した専門家の意見というのが、直接聞こえてこないからなのだろう。
何か前向きな兆候が表れれば、規律が守られることだろう。それが早く出てくるのを期待したい。
【最近の読書の覚え】
・原田マハ著「楽園のカンヴァス」
ルソーとピカソの出会い、天才たちを見続け、魂ごと魅入られた人々の執念、それを解き明かす2人の専門家の闘い、面白くて、あっという間に読了。
・藤井太洋著「ワンモア・ヌーク」
近未来SFを書かせたら日本で一番の藤井太洋氏のリアルタイムSF。スリリングな展開が面白くて、こちらも600pの文庫が2日であっという間に読めた。
世の中(特に日本)のゼロリスク(じゃなければすべてダメという)信仰が、科学的合理的な結論に対して、思考停止的に拒絶することの問題ってあるなぁ…。
・アルベール・カミュ著「ペスト」
中学生のとき読んだきり、殆ど内容を忘れていたので、再読。やっぱり全部忘れていた。
花粉のなか散歩する。 ― 2020/03/22 16:57
さすがに週末に外出を控え続けていると、運動不足も顕著。
体が固まってしまう前に花粉渦巻く中、土曜は近所を散策。
既に咲き始めた桜のの下で、ハナニラやスミレ、ハナダイコン、何とシャガまで咲いている。
ヒッ、ヒッと高い鳴き声に目をやると、シメが居た。
散策を終えて帰宅すると、案の定沢山花粉に被爆したせいか、顔の皮膚、目の周りがひりひり。
コロナも花粉と同じように季節が過ぎるように終息してほしいものだなぁ。
【最近の読書等の覚え】
・朱野帰子著「科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました」
似非科学、バズワードなど大衆の無知に付け込む輩たち、科学的根拠のないものにすぐ騙される我々、科学的思考と信仰の混同なんだろうなぁ。
マスコミは、ここを磨いていけば生き残れると思うのだけど、これまでやってきたことは逆かも。
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