ひなの成長に驚く。 ― 2018/10/28 21:06
先週に引き続き、今週末も井の頭公園のカイツブリファミリーを細君とともに双眼鏡を携えて観察に行く。
ひなは、1週間経って無事に居るだろうか?とか心配しながら、井の頭池の周りを捜索。
穏やかな天気のなか、2羽のひなは、桜の枝が垂れ下がっている繁みの近くで、ぷかぷかと浮かんでいた。
親はつかず離れずで、何度も水に潜っては餌を捕食、寄ってくるひなにせっせと口移し。
可愛らしくてメロメロだ。
先週見た時よりもひなたちは、一回りも二回りも大きく成長している。少し水に潜れるようにもなっているようだ。とても元気で、胸をなでおろす(しかし、1週間で大きくなるモンだ)。
普通、カイツブリは60~70日で巣立つといわれているが、11月には寒さが本格化し、餌となる魚たちの活性も落ちてくるので、早く自分で餌を採れるようになる必要があるのではないか?とか色々気を揉んでしまう。
親鳥も時々餌を採らず、潜って少し遠くに行ったり、エサ取りを促しているのかもしれない。
小魚を咥えた親の元に泳いで行って、餌をねだる姿はとても可愛らしいが、早く自分でも捕食できるようになってほしいと願うばかりだ。
一方で、ファミリーとは離れた隣の弁天池では、今年春巣立ったばかりと思しき幼鳥のカイツブリが、成鳥の縄張りに踏み入れて、こっぴどく排除され、弁天様の近くの狭い領域に追いやられていた。
自然の世界は、厳しいが、小さい生命は懸命に生きている。
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