続けることの凄さ2014/02/16 16:58

 7度目のオリンピック出場で、ついに葛西紀明選手が、個人種目のメダルを手にした(TV中継は痺れた)。

 惜しいのは、優勝したカミル・ストッホ選手との差が、ほんとに僅かに1.3ポイントで銀メダルになってしまったことだ。
 飛距離にして1m未満、どうせなら金メダルを獲って欲しかった。

 しかし、ストッホ選手はメンタル的にも完璧で勝者に値するジャンプだった。ちょっとでもミスすれば、順位は入れ替わっていた。
 彼にしてもポーランドの英雄、あのアダム・マリシュ選手が何回トライしても出来なかった五輪の優勝を強い精神力で、成し遂げたのだから、意地もあったのだろう。

 オリンピックの銀メダルは、銅メダルと違って、一番悔しいメダルだ。
 彼のことだから、平昌までやり続けることだろう(バンクーバー敗戦のあとまだやると言っていた時は「そちは本気か?」とも思ったが、まだ、終わる気は無いだろう)。

 永年彼を応援してきたので、今回は、結果が出たことが素直に喜ばしい。

 彼が一線級でやり続けてきたことの凄さをこれまでの来し方を思い出すと実感しないでおられない。


 伊東選手、竹内選手、清水選手も元気の良いジャンプを見せていたので、団体戦は盛り上がりそうだ。
 この勢いで団体で金を獲って、あの原田元選手の肩の荷を少し降ろしてやってもいいのではないかねぇ。

 優勝が当然視されていた高梨沙羅は、4位に終わってしまったけど、あれだけプレッシャーを掛け続けられたら、17歳の少女には酷というものだ。
 本人は不満だろうけど、よくやったと思う。 WCチャンピオンとして、堂々としているべきだ。
 次は自分のために闘ってほしいなぁ。

(読書の覚え)
 ・服部文詳著「百年前の山を旅する」
 ・竹内謙礼・青木寿幸著「会計天国」
 ・T・ワイナー著「CIA秘録(上・下)」
 ・竹内真著「自転車冒険記-12歳の助走」(再読)、「文化祭オクロック」
 ・塩野七生著「レパントの海戦」
 ・綿矢りさ著「インストール」
 ・手嶋龍一、佐藤優著「知の武装」
 ・村越真著「道迷いを防ぐ最新読図術」(再読)

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