テントをリペアする。2013/11/12 23:43

 フライシートのシーリングテープが劣化し、雨漏りが懸念されていた山岳用テント(エスパース・スーパーライト4・5人用)のリペアを土曜日に決行。

山岳会のメンバー3人がかりで近所の公園で作業する。当初、2時間程度で終わる積もりだったが、案外と作業に時間が掛かって、5時間超の大作業となってしまった。

作業工程は、こう。

1.劣化したシーリングテープを綺麗に剥がす。
 当初、ゴム付き軍手でこさぎ取ることを想定だったが、シーリングテープが簡単に取れず、素手で揉みこむようにしないと取れないわかり、すべてのシーリングテープを剥離するだけで2時間を要した。

2.シーリングテープの痕跡をアルコールで拭き、汚れをとる。
 メンバーが持参してくれたアルコールで拭き取り、所要15分。

3.新しいシーリングテープを縫い目に置き、あて布をして、アイロンで圧着する。
 メンバーのオフィスの作業場を借り、自宅から持参したアイロンを掛ける。
 シールが溶けて圧着され、かつテント生地を傷めない温度の設定、圧着時間の調整がなかなかつかめず、作業が捗らない。
 結局、ナイロン生地が溶けない低~中程度の温度で、15秒ずつアイロンを動かさずに圧着する方法に落ち着くまでに試行錯誤が1時間半。気がつくとこの工程で3時間を要した。
 

 買い換えれば2万円程度ということだったが、男3人で作業して、5時間なら2万円は安いかもしれない。

 なお、この作業手順は、シーリングテープのメーカーサイトに出ていたが、4・5人用テントは、面積が大きく、シーリング箇所が長く、多いため、作業スペースもある程度無ければ、効率的に出来ない。

 生地もある程度テンションを掛けてやらないとしわ皺になってしまうため、最低2人はいないとかなり大変な作業になったことだろう。

 とはいえ、なんとか仕上がりはともかく、縫い目のシールドはすべて終了。

 これで来シーズンも快適に皆と幕営山行が出来ると思うと、少し幸せな気分。
 作業打上で飲みすぎてしまった。

<読書の覚え>
松尾スズキ著「クワイエットルームにようこそ」
山本兼一著「役小角絵巻神変」


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