妙な説明。 ― 2020/09/20 00:14
携帯電話会社で開設できる決済システムの個人認証の甘さをついて、無関係の人の銀行口座から預金が抜かれるという事件が、昨年から頻発しているらしい。
被害は、決済システム運用会社によりすべて補償されるとのことだったが、TVで専門家という人が、「デジタル決済だからログが残り、全額補償される、現金はその場限りで補償が受けられない。だからデジタルが安全」とか言っていて、すごい違和感。
現金なら、手元に適切に管理していれば、今回のように知らないうちに金を抜かれるようなことはない。安全というよりむしろ沢山の無関係の人が被害に遭うリスクがある。
結局、本人確認等のセキュリティ管理が適切かどうかで、杜撰なパスワード管理など本人に重過失がある場合は、デジタルに限らず補償されないし、決済システム側に問題があれば、全額補償する義務があるというだけだ。
今回の事件からすれば、まだまだデジタル決済には信用できないサービスがあることが判明しただけだと思うのだけど。
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