登山用具の劣化対応を考える。2013/09/29 18:15

 登山を始めて15年、その間ちょっとしたものを含め、80回超の山行企画。

 さすがに経年で色々と用具がヘタって来て、更新の必要のあるものが増えてきた。

 まず、幕営山行用に13年前にカモシカスポーツで購入したテント、(エスパース・スーパーライト4~5人用)は、フライシートの縫い目の目張りテープがぼろぼろになっており、きつい雨だと雨漏りが心配だ。

 レインスーツも山を始めたときに購入したモンベルのレインダンサー(ゴアテックス)。
 着用回数はそんなに多くない(10回くらい?)が、ずっと降り通しだった先般の白山山行では、浸水は無かったが、表面の撥水加工が殆どなくなっていた。
 同じく始めた頃に購入した小屋泊まりまでの27リットルザック(ラテラ社製)も縫製部分に綻びが出てきた。

 本格的な山登り企画は年に3回程度なので、それほど多くない上、手入れはきちんとしているので、経年の割りには、へたりは少ないほうだと思うが、さすがに10年以上使っているとくたびれ感は否めない。
 この間、入門者の用具選びに付き合ったけれど、ここ10年の用具の機能・軽量化の面の進化は凄いものがある。

 とはいえ、使い慣れた用具には愛着があり、リプレースするには、戸惑いがあるのも事実。

 ただし、レインスーツとザックはまだ大丈夫だとしても、テントの方は、機能上の問題が既に顕現化しているので、対応が必要だ。

 ということで、とりあえず、テントのリペアだけは、対応することにした。

 日清紡のサイトにナイロン・ポリエステル等の縫い目用シーリングテープが紹介されていたので、これを購入(透明タイプ、20m、800円)。

 今後は、ぼろぼろになったシーリングテープを全部に剥がして、拭き取り、乾燥させたあと、シーリングテープを縫い目に載せて、下の方から、アイロンを掛けて、少しずつ圧着していかなければならない。

 剥がす作業は大量にゴミがでるし、4~5人用テントは大きいので作業が大変だ。山岳会のメンバーに手伝ってもらうこととなるが、場所が問題だ。