世田谷ポタリング2013/06/02 10:10

 先週の週末、細君と久しぶりに自転車で世田谷に。

 いつものメキシコ料理店で昼食を頂いた後、世田谷線沿いに三茶方面に更に南下。

 目的は、松蔭神社と吉田松陰の墓所への参詣。

 松陰先生の墓前で手を合わせたあとは、松蔭神社通りにある珈琲店(カフェではない)「珈琲屋あのころ」でコーヒーブレイク。

 珈琲フリークのオーナーが自家焙煎でやっている真面目な喫茶店。

 薦められたケニア・ティムファクトリー産の豆をやや深煎りしたストレートコーヒーやオリジナルブレンド3種のうち、フレンチローストの松蔭ブレンドなど、2人で4種を楽しむ。

 新鮮で薫り高く、とても美味しい珈琲、 値段も高くはない。
 
 こういう店は、貴重だ。

 一服後は、芦花公園脇を北上するルートで、千歳烏山の寺町界隈を経由し、途中、喜多川歌麿の墓所のある専光寺を案内して帰投。

 走行約30キロ、重いママチャリで細君はよく頑張ってくれました。

(最近の読書等の覚え)
・船橋洋一著「カウントダウン・メルトダウン上・下」
 昨日の新聞報道で国際機関による福島原発の事故評価が、「スリーマイル島以上、チェルノブイリ以下」のような内容になっていたが、本書を読めば、このゾーンに収まったことには、不幸な中にも多少の運もあったように思える。
 東電の行動の背景、自衛隊の覚悟と貢献、二人の現場の長(第一の吉田所長、第二の増田所長)のリーダーシップ、日米同盟の機微、SPEEDIデータ公表を巡る水面下の動き、平田オリザ氏の役割等々、当時よく分からなかったことが詳細にレポートされている。
 熱しやすく冷めやすいじゃだめだよなぁ、日本人。