2012初走り。 ― 2012/01/08 15:07
昨日は、本年初走り。いつもの多摩R50、万願寺の渡し、石田のお稲荷さんまでの往復40キロ。天気晴朗なれど、風強ーしで、気温も低くくて結構苦労する。ただ、寒い分、歩行者がおらず、走りやすかった。
定点観測地点でも富士山が美しい。
本当に久しぶりに走ったので、途中何回もペダルを止めてしまいたくなる。ここのところの体重増のせいか、車体が重い。
夕刻は、先般集まったばかりの山岳会のメンバーと新年会。三鷹で午前2時まで痛飲。来月の山行企画を担当することとなる。
今朝は、二日酔いにはならなかったが、体調悪し。昨日録画していた向井理のアムステルダム自転車紀行番組を見るが、途中で寝てしまう。さらに喉が痛くなり、本格的な風邪の様相。
明後日までに治るか、きわめて不透明。
正しく怖がる? ― 2012/01/15 13:11
先週風邪を引いてから、喉、鼻が絶不調、更に腰痛(左側)が酷くなってしまう。
腰痛は、年末年始の体重増加が直接的原因と思われるので、激痛期が過ぎたら、徐々に運動療法で体重減するしか根本的対応はないだろう。自転車にも乗れずでストレス大。
加えて、この寒さなので、休日や仕事後は、本を読んだり、DVDを観たりで、じっとして過ごす。
そこで、年明けから読み始めて漸く読了したのが、NHK「東海村臨界事故取材班」著「朽ちていった命」(新潮文庫)だ。
古い本だが、99年に東海村で原子力発電所燃料加工会社JCOが起こした臨界事故で、大量の放射線(中性子線を含む)を浴びて犠牲になった同社の職員の壮絶な治療83日間のドキュメント・・・。
1頁1頁読み進めるのが辛くて、僅か200頁余りの文庫本なのだが、読み終えるのに2週間も掛かった。手順を逸脱した取り扱いであることを知らされず、臨界事故に遭った職員の治療は、未曾有の放射線対応医療の経験の面で確かに貴重なデータを提供したが、結局は何も知らない患者本人をさらに長きに亘って苦しめ、モルモットのような扱いではなかったか。
遺伝情報を放射線に完全に破壊され、細胞の再生産が出来なくなった体が朽ちていく姿は、気の毒で、放射線被害の恐ろしさを思い知らされる。
延命治療の是非といった問題も含め、色々なことを深く考えさせられた。
食品などをめぐって、「放射線について、いたずらに怖がらず、正しく怖がれば・・・」など言っている識者も多いが、正しく怖がるための対応がきちんとされてなかったら、それは、無理だよな。と、正直思う。
大震災後の原発事故問題も含め、日本がエネルギーで原子力に大きく依存している中で、事故対策、放射線事故対応医療の面で、対応不能な問題を抱えていることは、心しておく必要があるな。
腰痛は、年末年始の体重増加が直接的原因と思われるので、激痛期が過ぎたら、徐々に運動療法で体重減するしか根本的対応はないだろう。自転車にも乗れずでストレス大。
加えて、この寒さなので、休日や仕事後は、本を読んだり、DVDを観たりで、じっとして過ごす。
そこで、年明けから読み始めて漸く読了したのが、NHK「東海村臨界事故取材班」著「朽ちていった命」(新潮文庫)だ。
古い本だが、99年に東海村で原子力発電所燃料加工会社JCOが起こした臨界事故で、大量の放射線(中性子線を含む)を浴びて犠牲になった同社の職員の壮絶な治療83日間のドキュメント・・・。
1頁1頁読み進めるのが辛くて、僅か200頁余りの文庫本なのだが、読み終えるのに2週間も掛かった。手順を逸脱した取り扱いであることを知らされず、臨界事故に遭った職員の治療は、未曾有の放射線対応医療の経験の面で確かに貴重なデータを提供したが、結局は何も知らない患者本人をさらに長きに亘って苦しめ、モルモットのような扱いではなかったか。
遺伝情報を放射線に完全に破壊され、細胞の再生産が出来なくなった体が朽ちていく姿は、気の毒で、放射線被害の恐ろしさを思い知らされる。
延命治療の是非といった問題も含め、色々なことを深く考えさせられた。
食品などをめぐって、「放射線について、いたずらに怖がらず、正しく怖がれば・・・」など言っている識者も多いが、正しく怖がるための対応がきちんとされてなかったら、それは、無理だよな。と、正直思う。
大震災後の原発事故問題も含め、日本がエネルギーで原子力に大きく依存している中で、事故対策、放射線事故対応医療の面で、対応不能な問題を抱えていることは、心しておく必要があるな。
1勝の自信。 ― 2012/01/17 22:55
ノルディック・スキーのジャンプWCで、雪印の伊東大貴選手が、またしても2位(3度目)。
もう少しのところで、勝利が手からすり抜けた。そろそろWCで優勝してもおかしくない選手なのだが、いつもほんの少しの運が足らない感じだ。
ジャンプフォームも体をどーんと前に投げ出すような彼らしいダイナミックなフォームになってきており、得意のフライング・ヒルでこの日も最長不倒のヒルサイズ越えの209mを跳んでいただけに、本当に惜しい。
彼が最後に跳ぶ順であったが、直前のG・シュリーレンツァウワーが、ジャンプスーツの故障でタイムオーバーでスキップされるところを地元オーストリーの選手であることもあって、散々待たされたことが、2本目の記録が伸びなかった元凶。
シュリーは、大ジャンプしてその時点で伊東を逆転したが、結局スーツの違反で失格、伊東選手が道連れになった形(ついていない)。
伊東大貴はWCまだ未勝利だが、1勝さえすれば、年間何回も勝てる実力がある選手だと思う。
これまで日本人では、葛西、船木がそれぞれ15勝をあげている。彼らと違い、現在は、チーム・オーストリーの圧倒的な選手たち(モルゲンシュテルン、シュリーレンツァウワー、コフラーなど)が居るため、記録に追いつくのは難しいかもしれないが、もっと勝てる選手だ。
今度の札幌WCはチャンスだと思う。でも今年勝てなかったら、本当に勝てなくなるような気もする。高校時代から見知っている選手なので、是非とも1勝の壁を突き破って、活躍してほしいと思う。
一方、国内では、葛西選手が大倉山でバッケンレコード級のジャンプでtv-h杯を優勝、しぶとく頑張っている。
もう少しのところで、勝利が手からすり抜けた。そろそろWCで優勝してもおかしくない選手なのだが、いつもほんの少しの運が足らない感じだ。
ジャンプフォームも体をどーんと前に投げ出すような彼らしいダイナミックなフォームになってきており、得意のフライング・ヒルでこの日も最長不倒のヒルサイズ越えの209mを跳んでいただけに、本当に惜しい。
彼が最後に跳ぶ順であったが、直前のG・シュリーレンツァウワーが、ジャンプスーツの故障でタイムオーバーでスキップされるところを地元オーストリーの選手であることもあって、散々待たされたことが、2本目の記録が伸びなかった元凶。
シュリーは、大ジャンプしてその時点で伊東を逆転したが、結局スーツの違反で失格、伊東選手が道連れになった形(ついていない)。
伊東大貴はWCまだ未勝利だが、1勝さえすれば、年間何回も勝てる実力がある選手だと思う。
これまで日本人では、葛西、船木がそれぞれ15勝をあげている。彼らと違い、現在は、チーム・オーストリーの圧倒的な選手たち(モルゲンシュテルン、シュリーレンツァウワー、コフラーなど)が居るため、記録に追いつくのは難しいかもしれないが、もっと勝てる選手だ。
今度の札幌WCはチャンスだと思う。でも今年勝てなかったら、本当に勝てなくなるような気もする。高校時代から見知っている選手なので、是非とも1勝の壁を突き破って、活躍してほしいと思う。
一方、国内では、葛西選手が大倉山でバッケンレコード級のジャンプでtv-h杯を優勝、しぶとく頑張っている。
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