ノルディック選手権in札幌②2007/03/07 23:47


日曜に閉幕した世界ノルディックスキー選手権であるが、観客動員が目標の半分にも届かず、9万人だったそうだ(SJNHも思ったほど客がいなかった)。日経新聞には、スキージャンプを初め、日本選手の活躍が期待できず、集客が出来なかったといった総括を日本スキー連盟の会長の伊藤会長が行っていた。

しかし、観客動員は、大会運営の要であり、世界一流の選手が来日している訳であるし、日本選手の知名度、活躍期待度だけが観客動員の少なさの原因というのは、全選手に取り失礼な話だ。世界バレーなんかメダルも取れないのにあれだけ盛り上がったではないか(タレント盛り沢山で違和感は相当なものだったが・・・)。ましてや幸運だったとはいえ、ジャンプ団体で銅、夏見円選手も5位と選手は頑張っていたのではないか。

大会運営の責任者から、このような責任逃れ的発言が出るのも如何なものかな、と思う。札幌在住の友人によれば、大会は直前になってもちっとも盛り上がっていなかったし、メディア等の活用も巧くできていなかったようだ。札幌はいつもの札幌だった。ホスピタリティの面でも少し恥ずかしい感じだった。

大会は失敗と見られても致し方あるまい。赤字は誰がかぶり、誰が責任を負わされるのだろうか。

写真は、日曜に訪れた小樽の運河。典型的な観光写真と逆方向。