黒川鶏冠山、大菩薩嶺を歩く(1)。2017/11/20 22:02

 18-19日は、いつものT氏と、新月かつあまり期待できないが、しし座流星群の極大日近辺に当たるので、7年ぶりに大菩薩嶺の丸川荘に泊まる企画を決行。

 実はこの計画は、丁度一月前に立案したものだった(流星群はオリオン座流星群の極大日)が、なんと台風襲来で、順延していたもの。

 今年の週末は、雨天比率が異常に高く、18日も天気予報は、寒冷前線通過に伴い、大荒れとなるなどと報道されていた。しかし、翌日は晴れとの予報が出ていたので、深夜には天気も回復し、星空が楽しめるだろうと期待して、決行。

 塩山駅から8:30に出発するバスには、自分らを除き、5人のパーティ。同じように柳沢峠で降り、黒川鶏冠山、六本木峠から丸川峠へ向かい、年前もお世話になった只木さんの丸川荘を目指す。

 天気は、最初は小雪が舞う、体感零度の世界、雨もポツポツと降っている感じだったが、それ以上悪化せず、高曇りの状況を何とか保った状況。救いだったのは、風が吹かなったことか。

 黒川鶏冠山の山頂は、高さこそ1700米そこそこだが、頂上の岩塊に鶏冠神社の小さな社があり、凛としたとても良い山だった。珍しくお賽銭を備えて、いつものお願いとT氏の良縁を願う。

 鶏冠山は、ルートこそ地図を見ていれば、間違えないが、ピーク付近の道標の表示が、はっきりしないため、何回かピークを間違えた。例えば、道標に鶏冠山山頂方面とは書かれてなくて、「鶏冠神社方面」と書いてあったり、ピークと勘違いしそうな「見晴らし台」方面とか書いてあって、少し戸惑うところ。特に25千図の表記だと、三角点の位置とピークが違うので、混乱しがちだ。

 25千図にはっきり書いてある三角点から尾根を伝うルートで下山しようとしたが、鹿の糞だらけの細い獣道で、途中は完全なヤブ、ルートを放棄して、強引に元登ってきたトラバース道に戻るなどして、結構楽しみながらのルート探しとなった。
 50千図(エアリア)には書いていなかったので、通常は使わない方が良さそう。

 ピークを踏んでからは、只管同じような高度の登山道を上り下りを繰り返しながら、丸川峠を目指す。CT並のペースで15時に山小屋に到着。

丸川荘

 薪ストーブが焚かれ、暖かい小屋には、7年ぶりにご主人、お手伝いの青年?もいる。早速、焙煎やの豆を挽いてもらい、山の水を使ったコーヒーを頼む。うまい。

 小屋の通路には、冬仕立ての特設小型練炭炬燵があり、はまり込んだらもう動けない。
 食事が始まるまで、T氏が持ってきた焼酎をちびちびやるが、柳沢峠で一緒だった5人パーティがなかなか来ない。遅れるの連絡があったようだが、結局、山小屋にたどり着いたのは17時をだいぶ回ったところ(日没後)。
 
 夜は、折からの低い雲が取れて、星空が美しかった。新月だし、GRⅡで天体写真なんかを撮ってみた。しし座流星群は、噂通り殆ど飛んだ感じなし。とにかく寒くて大変な撮影だった。 

冬の星座
 左から、おおいぬ座(シリウス)、オリオン座、おうし座、プレヤデス星団と案外うまく撮れていた。

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