枠に収まり切れなかった人。 ― 2016/07/31 23:13
日曜日は、渋谷文化村ル・シネマで、2014年に急逝したフラメンコ・ギターの巨星パコ・デ・ルシアのドキュメンタリー映画”PACO DE LUCIA A JOURNEY”邦題「パコ・デ・ルシア~灼熱のギタリスト」を細君と鑑賞。
この映画、パコの息子のクーロ・サンチェスが監督したものなのだが、家族でないと捉えきれないシーンが沢山あって、素晴らしいものだった。
一人の人間として天才と呼ばれたパコの内面が、生の声でじわじわと伝わり、彼の苦悩、乗り越えた先の素晴らしい功績、生き様を知り、上映中何度も涙が溢れてきて自分でもびっくりした。
そして、ふんだんにパコの楽曲、ライブの映像・音源を使った生前の凄まじいほどの情念とテクニックが迸る迫力の演奏シーンが、圧巻だった。
伝統的なフラメンコ音楽の枠に収まり切れず、突き抜けて新しい音楽を作り出し、オリジンであるフラメンコをより素晴らしい音楽に高めていったこの天才の喪失は本当に惜しい。
この映画、是非とも見るべしである。
この映画、パコの息子のクーロ・サンチェスが監督したものなのだが、家族でないと捉えきれないシーンが沢山あって、素晴らしいものだった。
一人の人間として天才と呼ばれたパコの内面が、生の声でじわじわと伝わり、彼の苦悩、乗り越えた先の素晴らしい功績、生き様を知り、上映中何度も涙が溢れてきて自分でもびっくりした。
そして、ふんだんにパコの楽曲、ライブの映像・音源を使った生前の凄まじいほどの情念とテクニックが迸る迫力の演奏シーンが、圧巻だった。
伝統的なフラメンコ音楽の枠に収まり切れず、突き抜けて新しい音楽を作り出し、オリジンであるフラメンコをより素晴らしい音楽に高めていったこの天才の喪失は本当に惜しい。
この映画、是非とも見るべしである。
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